時事備忘録

最近物忘れが酷いので・・・

共産主義とは何か?

先に断っておくとこれは「ネタ」です

 

コミュニズム」という言葉の元となったのは「コミュニティ(共同体)」であるのだが、正直なとこ多くの人が明確にこれが「共産主義」だというものがよく分からないでいるのだと思う。

唯物史観だとか無神論だとか、マルクス経済学だとか剰余価値だの剰余労働だの・・・小難しい理論はあるのだが

 

「じゃ具体的に共産主義が達成した状態とはどんな社会なのか?」

 

という疑問にまともに答えた人はいないし、たぶん具体的な社会像については誰も分かっていないのだと思う

もちろん自分も聞いたことがない・・・

 

そこで共産主義が達成した社会とはどんなものなのかを想像してみることにする

 

コミュニズム」という言葉の元となったのは「コミュニティ(共同体)」と言ったが、日本語で「共産主義」とは「共有財産主義」のことである

「共有財産主義」というのは書いて字のごとく、全ての財産が共有であるということなのだが、共産主義の基本である「平等社会実現のために私有財産制の廃止」を的確に捉えた素晴らしい熟語だと

コミュニズム」を横文字のママでなく「共有財産主義」と日本語に翻訳した人は本当にたいしたものだと個人的には思っている

 

「共有財産主義」とは「私有財産制の廃止」であるのだから「私のモノ」「あなたのモノ」という概念の廃止と考えればいい

つまり全ての財産は共有の財産で私物というものは存在しない

土地や建物、貴金属などはもちろんなのだが、会社なども公共物ということになる

しかし全てが共有の財産ということはもっと個人的なレベルで服や歯ブラシなども個人の所有物ではないということになる

 

さて想像していただきたいのは「共有の洗面所に名前の書かれてない歯ブラシがあって、それをあなたは使えるか?」という事である

実のところこの問題を解決する方法は簡単で「私のモノ」「あなたのモノ」という概念の廃止を更に進めて「私」や「あなた」という概念そのものを廃止してしまえばいいのである

「私」も「あなた」もなくなれば誰の歯ブラシという概念もなくなるということだ

つまりこれは「魂」の共有化であり「記憶」共有化である

「魂」や「記憶」が共有化されてしまえば、自分の記憶が誰の記憶であったかすらどうでもいいことになるのだから「私」や「あなた」もどうでもよくなる

 

共産主義とは何か? それは魂の共有のこと

つまり共産主義とは人類補完計画のことである・・・