連邦最高裁判断とアメリカの分裂
米最高裁、トランプ氏逆転に向けた訴え退ける 「最終闘争」も門前払い
https://www.sankei.com/world/news/201212/wor2012120019-n1.html
記事には訴えを「棄却」とあったが正確には「却下」である
「却下」理由なのだが「テキサス州に訴訟を起こす法的資格がない」ということなのだが
これを少し解説すると
「ある州が憲法に違反し選挙法を変えた為に間違った選挙結果が生まれ、テキサス州が不利益を被った」という訴えに対して連邦最高裁は「テキサス州の当事者適格の欠如」を理由に却下した
つまりテキサス州が大統領選挙の結果から不利益を被ったと「法的に審理し得る利益が自分たち(テキサス州)にあると立証できていない」と・・・
これがアメリカ司法の限界なのか・・
連邦最高裁は「ある州が法を破って他州に影響を与えても問題ない」「他州はその件に関して訴える資格がない」と判断したということだろう
これでは「州は合衆国憲法に違反しても良い」と言っているようなものではないかのか?
アメリカ合衆国の分裂と解体・・・空想小説のような話が現実に起こる
洒落にならない冗談のような話が着実に進行しつつある