よくわからない空気感
緊急事態宣言が一応解除になったようだ
振り返れば緊急事態宣言というのはどうにも飲食店の時間短縮のことらしい
このところ夕ラッシュ時の混雑が酷い
特に飲食店が閉まる20時前後の電車の混雑は明らかに「密」だ
「飲食店の時間短縮」によって帰宅時間が圧縮されて混雑が集中するというのはどうみても本末転倒しているように思う
そもそも「飲食店の時間短縮」によって感染が抑えられるという明確なエビデンスを見たことがない
聞く所によると昨今の感染は医療施設や介護施設、家庭内感染が多いとということなのだが、その対策が「飲食店の時間短縮」と言われてもどうにも腑に落ちないのである
医療施設や介護施設、家庭内感染の感染が多いのなら、そこを重点的に対策するべき話になるはずなのだが何故か無視である
飲食店の感染が特に多いというエビデンスがないのに営業時間を短縮し、感染が多いと言われる医療施設や介護施設、家庭内感染には特に対策もない
緊急事態宣言とは一体何なのか?
感染を抑えるために行っているとはとても思えないのだが
「飲食店の時間短縮によって感染が抑えられる」という根拠のない「空気感」だけが独り歩きして、その「空気感」に意をとなえることは許されいという現象
「緊急事態宣言」延長の理由について「感染が減っていない」からということらしいのだが、私はひとこと言いたい
「ウイルスよ。空気読め」と・・・