アメリカ登録有権者数の疑問
半強制的に18歳以上を登録するシステムがない限り全人口に対して70%以上というのはちょっと考えられない話だと思う
全米で18歳未満が平均22%、さらに登録できない外国人に法的失格者・・・など
日本は日本国籍のある人間で住民票があれば自動的に選挙人名簿に登録されて勝手に投票用紙が送付されてくる
しかし米国は自分から申告しなければ有権者に登録されない。にもかかわらず同州成人がほぼ全員(もしくは全員以上???)が登録している州があるのはどういうことだろう・・・
下記の数字は全人口に対する登録有権者の割合である
Alaska (81.38%)
Michigan (80.91%)
Kentucky (79.24%)
Maine (79.02%)
Vermont (78.86%)
https://worldpopulationreview.com/state-rankings/number-of-registered-voters-by-state
特に上記の州は未成年者が全米平均の22%いると仮定して外国人はカウントしなくても明らかに総人口との不整合が生じる
総人口中の米国籍成人が78%(未成年が22%と仮定)なのに81%の有権者というのは明らかにおかしいように見える
ケンタッキー州についてこのような記事がある
https://www.wtvq.com/2020/10/28/kentucky-voter-registration-booms-turnout-numbers-rising/
僅かな期間に一気に登録が急増したという記事だが、もちろんここにも「Kentucky (79.24%)」ついて明確な説明はない。
しかし、ここで気になる一文があった
「この同じ期間に、6,633人の不適格な有権者が有権者名簿から削除されました。これらには、死亡した、重罪で有罪判決を受けた、または州外に移動した有権者が含まれます。」
これはどういうことだろう? 不適格者が一気に6,633人も見つかり削除された「アメリカとはそういうものだ」と言われればそれまでだが、どうにも引っかかる。本当に6,633人だけなのか? 本当に他は大丈夫なのか?
もちろんこれらの疑問は日本のようなほぼ強制的な有権者登録制度が州によってある可能性があるし、数字の読み方が間違ってる可能性も十分にあるので断言はできない
いずれにせよ。この一見不整合に見える数字に対して何らかの理由は知りたいところである
仮にもしこれが本当に間違った数字であるなら「民主主義」の正統性が根幹から崩れるのではないか・・・
「全ての選挙に使われるもっとも基準となる登録有権者の数が正しくない」
これが事実ならアメリカは民主主義はおろかまともな近代国家とはいえないのではないか・・・・
余談:これは今回の大統領選挙だけの話でなく、騒ぎになってる不正投票云々とは直接関係がない話である。例に挙げた「Kentucky (79.24%)」もトランプさんが勝った州であり民主党がどうだとか共和党がこうだとかいう次元の話でもない
「アメリカの民主主義」の根幹に対する疑問であり「統治の正統性」に対する疑念である