「脱成長」死に至る病
なぜ社会が発展していくことを前提に話をするか?
なぜ経済が成長していくことを前提に話をするか?
それは社会が滅亡に向かうことを前提とすることに誰も納得しないからだ
ちょっと考えれば分かる話・・・衰退の先あるのは死である・・・
人類の歴史において「滅亡」することを前提として運営された国など皆無だろう
選挙で「必ずや10年後にこの国を滅亡させます」などと言い出す政治家などいないのだ
にも関わらず日本の政治家には「脱成長」を主張する政治家が少なからずいる
「脱成長」とは「国家衰退」であり、それを主張すること自体が政治家としての資質を疑うレベルである
考えてみればいい。もし江戸時代に「脱成長」を言う人がいて、それが実行されていたとしたら、この21世紀の世界で日本社会は未だ江戸時代レベルの社会ということだ
脱成長、縮小均衡などという言い方は取って付けた屁理屈であって、実際は「縮小均衡=弱者切り捨て→国家衰退→滅亡」なのだから、政府が縮小均衡などと言い出したらオシマイである
「縮小均衡」などという言葉で滅亡を誤魔化すくらいなら、国民全員に青酸カリでも配って「みんなで死のう」と訴えたほうがまだ誠実な政府というものだ・・・
何が言いたいかといえば、政府には社会を発展させ経済を成長させる義務がある
それを放棄して「縮小均衡」などと言い出すのなら、そもそも政府なんていらないということだ
しかし日本社会が衰退し縮小していくことがまるで「万物のことわり」のように主張する人たちがいる
日本が成長してはならないなんて誰が決めたというのか? 神様がそういったのか?
国家の滅亡は神様が決めるわけではない
それを願う人々によって国が滅ぶのだ・・・