「社会主義」の反対は「自由主義」
これは簡単な話で「自由を認めれば格差が生まれる。平等を求めれば統制が必要だ」ということ
当たり前の話なのだが、これは「自由」と「平等」という対立軸の中で、社会を「平等」に寄せようとすれば「個人(自由)」より「社会(平等)」を重視する必要が生じるという話だ
社会の維持を個人の活動より重視することを社会主義といい、社会の維持より個人の権利を最大限擁護するのが「自由主義」という
何故なら神様は平等ではないので、生まれながらにして「才能」だの「家柄」だの「財産」だのが人により異なる
それを放置すれば当然のこととして、格差が生じ、勝ち組と負け組に分断する
これを抑制して、より強い力で全体を統制し、社会平等を維持するのが社会主義の仕組みだ
所得の再分配や弱者救済の為の社会保障の充実。貧困層に対するセーフティネット
これらは強力な国家権力なしにはできない
いってみれば「社会主義」とは金持ちの自由を国家権力で統制し「平等社会」を目指すものだ
ココから考えれば「個人主義」や「自由主義(リベラル)」を掲げる「社会主義者」などありえないことが分かるだろう
何度もいうが人間は生まれながらに格差があるのだから、権力によって人為的に統制しない限り、その格差は埋まらないのだ
余談:あくまで極論だが、究極の「自由主義」とは北斗の拳であり、究極の「社会主義」とは全世界刑務所である・・・と