日本という社会主義国家
「日本国臣民はみな同じく天皇陛下の赤子であり、身分門地の差や階級や貧富も関係なく、皆平等に皇恩に浴する」
という社会主義国家の話をしよう
まあ、それはさておき・・・
「古来から社会主義があったか?」というツッコミは受け付けない
仁徳天皇の「民のかまど」に始まり、何かと均一性や平等性を好んできた日本人
近代国家となったあとも北一輝だの西田税だの右も左も社会主義者だらけである
戦後の日本も「世界で最も成功した社会主義国」などといわれ「一億総中流」などという言葉も生まれた
「出る杭は打たれる」ということわざにもあるように常に他人に合わせてる文化性
協調性や社会平等を重視する社会で「世界で最も成功した社会主義国」というのもうなずける
さて昨今「多様性」だの「個性」だのが叫ばれて久しいが「一億総中流」と言われた時代から約30年
それまでの「平等性」だの「協調性」だのという価値観を捨て去り「多様性」だの「個性」だのを重視する社会に転換してきた「日本」という国はどれほど発展し進歩したのだろうか?
「多様性」だの「個性」だのを重視してきた「日本」の30年を別名「失われた30年」と呼ぶのは気のせいだろうか?