時事備忘録

最近物忘れが酷いので・・・

「人種差別」と「敵愾心」

外国人に対する一部のウヨクの感情は「人種差別」ではなく「敵愾心」からくるものだと思っている

「差別心」は他人に指摘されると「良心」に訴え抑制されるものだが「敵愾心」は他人に指摘されるとさらに掻き立てられる

「差別」というのはある種のイジメであり「強者→弱者」の関係性だが、敵愾心は「弱者→強者」の関係性だから、言われた人間は自分たちは「巨悪と戦う正義の戦士」と思い込んでしまって問題の解決にはまったくの逆効果だ

 

そして「差別」を糾弾する声は「インテリサヨクの言論人」から聞こえてくるが、糾弾される側は名もなきウヨクである

要するに言論人という「特定強者」が名もなき「一般弱者」に自分たちのルールを強要するという話なのだ

これで「敵愾心」が高まらない方がおかしい

 

某宗教では「正しいことをする者は世間から叩かれる。叩けれるということは自分たちが正しいことの証明だ」と教えている

つまりある種のレッテル貼りはかえって敵愾心を掻き立て問題を悪化させるだけのことなのだ

 

もしかしたら「人種差別」というレッテル貼りを続ける人たちは、本当は問題を解決してほしくないのかもしれない?

 

最近はそう思うことすらある・・・