時事備忘録

最近物忘れが酷いので・・・

言論の自由とは

「言論の自由」とは民主主義の根幹である などということはわざわざ言うまでもない事だと思う しかし昨今、どうにもこれを理解してない人を度々見かける ということで「言論の自由」とは何か? についていま一度考えてみたい 「言論の自由」とは憲法で保障さ…

バイデンさんに対する現時点でのまったく個人的な主観による感想

これまでのバイデンさんの発言をみれば、状況の深刻さを理解しているようにみえる バイデンさん自身は民主党であれ共和党であれ古き良きアメリカを取り戻そうという思想の持ち主なのだろう こうしてみるバイデンさんは、共和党的(保守)な思考の民主党の大…

新型コロナウイルスについて思うこと

ウイルスの感染力と病状は反比例するものだが、今回の新型ウイルスもどうやら同じ経過をたどるらしい 変異が発見されたとマスコミは大騒ぎするが、変異は概ね弱毒化しているようだ これも考えれば「弱毒化=感染拡大」という話なのだろう 当然の話だがウイル…

軍事力について少しだけ詳しく説明

軍事力には大きく「制圧力」「抵抗力」「抑止力」がある 「制圧力」は軍事力の本質であり「他者に自らの意思を強要する力」である 「制圧力」は要するに「攻撃力」であるが、あえて「制圧力」するのは軍事力が相手を屈服させることにあり、攻撃だけではなく…

戦争と軍事力

昨日の少しだけ続き 「戦争とは政治以外の手段を持って行う政治の一部である」 これは「戦争論」でグラウゼヴィッツが言った言葉だ 戦争とは国際政治(外交)以外の手段の国際政治(外交)の延長線上にあり、政治目的を達成する手段の一つとして存在する そ…

外交・軍事を軽視する日本のアカデミズム

坂本龍一氏「戦争は外交の失敗と定義されている。攻めてきたらどうするんだという人がいるが攻められない様にするのが日々の外交の力。それを怠っておいて軍備増強するのは本末転倒」 これを聞いて「日本もここに極まった」と今更ながらに再認識した 言うま…

裁判の誤解

裁判結果に納得がいかなかったり不当判決だという人がいる これらの原因に裁判の仕組みやマスコミの偏向報道などがあり、いよいよ混乱する訳だが、この混乱を避けるためには基本中の基本を抑えておく必要があると思う裁判というのは基本的に「救済」を目的と…

高福祉国家の幻影

【現場から、新型コロナ危機】スウェーデンで見捨てられた高齢者https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4150148.htmlそもそもこれが「スウェーデン流」なのだが・・・「欧州の国々は高福祉で医療が無料で・・・」と得意げに言う人がいるが実態はこれで…

大國魂神社

正月三が日に小難しい話もどうかと思うので初詣の話をする 夕方くらいになれば人でもすくなからろうと、初詣にでかけた 地元の神社でも良かったのだが、買い物ついでに府中にでることにする 府中といえば武蔵国の総社「大國魂神社」である 武蔵国 大國魂神社…

令和三年 元旦

あけましておめでとうございます 本年もよろしくお願い致します

大晦日の慣例

いつからだか忘れたが、毎年の大晦日に神社参りをするようになっている いつもは明治神宮を最後の締めにするのだが、今年は終夜やらずに4時に閉めるとのことで最初に明治神宮へ行くことにした 明治神宮 4時に閉めてしまうせいなのか、普段とあまり変わらな…

越後湯沢にて

群馬県 水上駅 トンネルを抜ける前にすでに雪国であったが、トンネルを抜けて新潟県に入ると圧倒的に雪国であった トンネルを抜けて新潟県に入る 越後湯沢駅 越後湯沢に着いて雪を見がてら散策でもと途中下車してみたのだが しかし駅の土産物コーナーを先に…

色の話

オフセット4色印刷というものがある これはC(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)K(ブラック)のインクを重ねて刷ってカラーを表現する印刷である オフセットの印刷物をルーペで覗くと分かるがCMYKのインクの点(ドット)が見える 一般のオフセット印刷で…

文字の話

SNSで小学生の答案に「バツ」がつけられていて「解答は合っているのに文字の書き方で「バツ」がつけられているのはおかしい」という話が話題になっていた その事自体は色々と意見があるだろうが、それは置いておいて「正しい文字とはなにか?」という話をし…

「弱肉強食」と「弱者救済」

「弱肉強食」という言葉がある 「弱いものが死に強いものが生き残る」という意味で、最近はあまり使われない言葉だが、それでも好んで使う人はいる しかし最近は「弱肉強食」という言葉はツッコミどころが多い言葉ではなく「適者生存」という言葉を使う人が…

イージス・アショアと戦略ミサイル防衛

イージス・アショアの計画が中止になり「戦略ミサイル防衛」をどうするかについて議論が行われている その前にイージス・アショアとは何だったのかについて少し振り返りたい 日本が購入を予定していたイージス・アショアとはロッキード・マーティンの開発し…

日本という社会主義国家

「日本国臣民はみな同じく天皇陛下の赤子であり、身分門地の差や階級や貧富も関係なく、皆平等に皇恩に浴する」 という社会主義国家の話をしよう まあ、それはさておき・・・ 日本人というのは古来より社会主義が好きである(私見) 「古来から社会主義があ…

自動化と人員過剰

「社会の自動化とAI化が進めば人間がいらなくなる」 よく聞く話である しかし本当にそうなるかについては色々疑問がある 例えば「トラックは自動化されトラックドライバーは不要になる」という事を得意げに言う人がいる けれども今はどこでも荷役は荷主では…

民主主義は大変難しい

民主主義に関して書こうと思ったが、これが大変難しい 概念自体は単純明快で「人民(国民)主権」の一言で片付くのだが 実際上は「コレが民主主義」というものが確立されているとは言い難い 理由は簡単で数百、数千、数万、数億人という人間の意思を統一する…

脱炭素社会が生み出すもの

脱炭素社会の推進は最終的に世界を破壊すると思っている なぜかといえば「脱炭素社会」とはブルジョア(金持ち)の道楽に過ぎないと思っているからだ 今後、人類はコストを負担できる極少数の人間と負担できない大多数の人間に別れていくだろう 「脱炭素社会…

結論から理屈を作り出す人と議論してはいけない

よく「SNSは議論に向かない」という人がいる しかしそういう人は概ねその人自身が議論に向いてない人であることが多いように思う そもそも議論はより良い答えを導き出す為にあり、他人を貶める為にするものではないのだが、これを理解していない人がよく言う…

国家経済の基礎知識(インフレとデフレ)

何故か日本に限らず一部の先進国において、お金を出しても出してもインフレにならない不思議な出来事がおきている 日本においても借金が増え続けてるのにも関わらず、政府のインフレ目標2%にすら遠く及ばない その現状について考える前に物価の基本について…

国家経済の基礎知識(国家財政と国民生活)

これは国の経済の仕組みをできるだけ分かりやすく単純に説明してみたもので、正確性や厳密さを言われると違う部分は多々あるので、細かいツッコミはご容赦ください ただ大枠でざっくりと「こんなもの」というイメージを掴んでもらえればと思う 政府と日銀の…

政治家は誰のために政治をしているのか?

新型ウイルス対策について「国の取り組みが不十分」というのは確かな話なのだが「国の取り組み」とは具体的に何か? このことについて言及する人はあまりいない ちなみに「国の取り組み」とは「お金」のことである 評論家や学者、コメンテーターが「ああすれ…

政府財政を出すことの目的

国が財政を出すというのは(減税含む)手段であって目的ではない 目的は資産の偏りを是正して国内にお金の循環を作ること これがデフレ脱却なのだが、財政を出すというのはみんな抱え込んで使わないから「政府」が先頭を切って大盤振る舞いしましょうという…

連邦最高裁判断とアメリカの分裂

米最高裁、トランプ氏逆転に向けた訴え退ける 「最終闘争」も門前払いhttps://www.sankei.com/world/news/201212/wor2012120019-n1.html 記事には訴えを「棄却」とあったが正確には「却下」である 「却下」理由なのだが「テキサス州に訴訟を起こす法的資格が…

金は天下の回りもの

日本は貧しくなったわけでもお金がないわけでもなく、あるところに停滞して流動してないだけ 日本の個人資産は1800兆円ありこれも年々増加の一途である これは国民一人あたり約1400万円の資産があることになる これが一家4人家族なら5600万円の資産がある ま…

「人種差別」と「敵愾心」

外国人に対する一部のウヨクの感情は「人種差別」ではなく「敵愾心」からくるものだと思っている 「差別心」は他人に指摘されると「良心」に訴え抑制されるものだが「敵愾心」は他人に指摘されるとさらに掻き立てられる 「差別」というのはある種のイジメで…

「人種差別」という雑な分類

でもかんでも「人種差別」というレッテル貼っておけばいいという風潮があるが、これは違う よく外国人がいうのだが「自分が電車で座ってると誰も隣に座らない」と だが首都圏の鉄道に乗れば「長い座席は7人がけ、短い座席は4人がけ」と何度も耳にするだろう …

人類の進歩はどこまで来たのか

「人類の進歩は行き着いてしまった」という人がいるのだが、このように考える人は思い上がりも甚だしいと思う たぶん今から100年後の未来の人々から現代人のことを見れば「昔の人はバカだった」と思うだろう 何故なら人類は今まですっとそうだったからだ 実…